『プラン!幸せを育む素敵な人間関係(著:愛媛選択理論研究会)』を読んで、内容をまとめてみました。
一言で感想を述べると、人間関係を好転させる唯一の方法は「自分の選択」を変えることだというシンプルな理論が素晴らしい!非常に参考になる本です。
目次 ・選択理論の概要 ・『プラン!幸せを育む素敵な人間関係』のメリット ・本書がおすすめな方 ・選択理論を活用したツールご紹介
選択理論の概要
『プラン!幸せを育む素敵な人間関係』は愛媛選択理論研究会が編纂した、選択理論をワークを通じて簡単に理解するための本です。
選択理論を一言で表現すると…
「他人と過去は変えられないが、自分と現在・未来は変えられる」
引用元:『プラン!幸せを育む素敵な人間関係』のメリット p7
つまり、自分の今を変えて身近な大切な人と良い関係を築こうっていう理論です。
また、自分が変わるのが嫌、相手のせいだと思う人にはこうも書いてあります。
必ずしも変わる必要はありませんよ、今のままでよろしければ。
引用元:『プラン!幸せを育む素敵な人間関係』のメリット p51
どちらを選ぶかはあなた次第です。
では、選択理論による人間関係改善方法を私なりにまとめます。
手順1:自分と相手を知る
選択理論では、人間の基本的欲求を5つに分類しています。
5つの基本的欲求 ①愛・所属の欲求 ②力の欲求 ③自由の欲求 ④楽しみの欲求 ⑤生存の欲求
個人的にはマズローの欲求5段階説よりわかりやすくて好きです。イメージがしやすい。
そして、どの欲求が強いか、欲求をどう満たそうとするかは人それぞれだといいます。欲求の満たし方=願望のことを選択理論では「上質世界」と呼んでいます。
お互いの欲求を満たせるwin-winの関係…それを良い人間関係と捉えます。
まずはお互いの5大欲求の強度と、満たし方のクセを知ることからスタートします。
手順2:自分の今を変える
あとはお互いがwin-winの関係になるように調整していくことですが、調整の方法をもう一度確認しておきましょう。
選択理論の基本は”自分の今からを変える”こと。具体的に自分の何を変えていくのでしょうか?
その答えは「全行動」という考え方で表現されます。
全行動とは? ・行動は「行為」「思考」「感情」「生理反応」の4つの要素で構成されていて、4つの要素は常に一緒に動くという考え方。 ・4つの要素のうち「行為」と「思考」はコントロールできるので、「行為」「思考」を変えれば一緒に「感情」「生理反応」も間接的に変えることができるとのこと。
まぁ、個人的には感情や生理反応のパワーは絶大なので、うまく利用するか、ちゃんと労わってやる必要があるとは思いますが、行動と思考が選択できるのは間違いないですよね。
まとめると、よく話し合ってお互いが納得がいくような第3の案を模索してみるのがよいでしょう。自分の理想と相手の理想をうまく擦り合わせていくことです。
『プラン!幸せを育む素敵な人間関係』のメリット
『プラン!幸せを育む素敵な人間関係』には姉妹書『幸せを育む素敵な人間関係』というのもありますが、プラン!のほうがおすすめです。
ワークがついているので、書き込みながら実践していけるからです。
コピーして、相手にも書いてもらえば相手の欲求の強度や願望を確認することもできます。なかなかハードルが高いかもしれませんが、おすすめです。
選択理論は、人間関係についてもあくまで「自分の行動」に焦点を当てるので、ほかの心理学よりも実践的でやってみやすいところも大きなメリットだと思います。
購入できる場所:プラン!幸せを育む素敵な人間関係
本書がおすすめな方
◇身近な大事な人との関係が良くない方
◇相手の気持ちがわからないという方
◇自分の気持ちがわからないという方
◇関係改善のために何をすればいいかわからない方
◇相手が悪いと思っている方
購入できる場所:プラン!幸せを育む素敵な人間関係
選択理論を活用したツールご紹介
今後作成次第、順次ご紹介いたします。
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