家族の悩み

友達とうまくいかない子供に親としてどう接するか

友達とうまくいかない子供を見ていると心配になりますよね。孤立していないだろうか、同級生にいじめられていないだろうか…親が心配しなきゃおかしい。

しかし、子供とどう接していいのかは悩みどころですよね。友達との関係に親がどこまで首を突っ込んでいいのか。どのような形で親としてフォローするのが良いのか。まとめていきます。

親は子供に干渉すべきではない

まず基本的なことを確認しましょう。親はなるべく子供に干渉すべきじゃありません。

子供は親の干渉を嫌います。子供は親から独立しようとする、それが自然の摂理です。自分が子供だった頃を思い出してみると、「親うぜぇ」と思ったことありませんでしたか?干渉しすぎると逆に心を閉ざして話してくれなくなることも。

また、実際に子供のためにもなりません。親が子供の問題を解決してしまうと、子供に人生を渡っていく力が身につかなくなります。下手をすれば子供も親に頼りきりになってしまう可能性もある。

たとえ、子供が友達とうまくいかない様子だったとしても、過度な干渉は避けるべきです。

友達とうまくいかない子供との接し方NG集

子供の人間関係への過度な干渉は禁物ですが、放置して取り返しがつかなくなっては困ります。親として友達とうまくいかない子供とどう接するべきか。まずはNG例をご紹介します。

×いきなり本題を聞く

最近、お友達とは仲良くやってるの?

うまくいってないことを話したいと思う子供はいません。余計な心配もかけたくないのでストレートに話してくれる子は少ないでしょう。

×子供の気持ちを否定する

それはあなたが悪い!

自分の子供がせっかく言いにくいことを打ち明けてくれたのに、それを真っ向から否定してはいけません。

×自分の考えを押し付ける

友達とは仲良くしなさい!喧嘩したら謝りなさい

自分のやり方を押し付けては子供は成長しません。

×子供の関係にしゃしゃり出る

学校の先生に連絡するわ!

子供は自分の問題を大きくしてほしくはないものです。

 

友達とうまくいかない子供との接し方のポイント

NG集を見ていきましたが、実は友達や知人には普通にできていることではないでしょうか。要は「失礼に当たらない接し方」をすれば大丈夫なのですが、子供だから・家族だからと失礼な聞き方や話になってしまっていることが多いようです。

自分の子供である前に、1人の独立した人間であることを忘れないように接してあげることが大切です。友達とうまくいかない子供を親としてサポートするための具体的なポイントを3つ押さえてみましょう。

★まずは変化球から入る

★無理やり聞き出そうとしない

★子供と一緒に悩む姿勢で聞く

まずは変化球から入る

ビジネスの場ではアイスブレイクと言われますが、とっつきにくい話題をする際は当たり障りのない雑談から入りましょう。気軽に話せる空気を作るためには直球ではなく、変化球から入ることが大切です。

普段話していることや子供の趣味の話、親が自分の悩みを打ち明けてみるのも有効です。または自分自身の失敗談もいいですね。「昔、自分が○学生だった頃は友達とケンカばっかで上手くいかなかった」「最近、お父さん職場の人間関係に疲れちゃったよ」といった感じで話をすると、子供も乗ってきやすいですね。

無理やり聞き出そうとしない

親子関係にも色々な形がありますが、どうしても親には話したくないこともあります。友人関係の話もそうかもしれません。それを無理やり聞こうとしてもほとんど逆効果、子供は心を閉ざすだけです。

聞いてみて話してくれないなら、少し黙って様子を見る。それでも話してくれないなら「話したくないなら無理には聞かないけど、話したくなったらいつでも聞くよ」と言って待ちの姿勢に入るのも一つの手です。

子供と一緒に悩む姿勢で聞く

親として子供の悩みを聞くと、どうしてもアドバイスをしたくなります。ですが、その気持ちは頑張って押さえましょう。親が子供の悩みを聞くときの姿勢はあくまで「サポーター」に徹すること。

子供が友達とどういう理由でうまくいっていないのか、それを打開するために子供は何をして何をまだやっていないのかを話を聞く中で整理してあげます。そして今後子供が取れる選択肢を整理して、メリット・デメリットを一緒になって考えてあげる。最終的には、子供に選ばせます。

もし最後の選択まで至らなくても、一緒に悩んでくれる人がいるだけでだいぶ気持ちが楽になるものです。

 

普段から子供の話を聞いてあげていますか?

友達とうまくいっていないようだから子供を心配するというのは、親としては2流です。普段から子供の話を聞いていれば、悩みごとを聞き出すのも友達関係を尋ねるのもハードルは低くなります。

つまり、普段から子供とコミュニケーションを取っているか、気軽に話せるよき相談相手であるかが問われているのです。何も心配していない普段から子供に興味を持って、コミュニケーションを取るように心がけておきましょう。それがいざという時に役立ちます。

 

まったりと自分のペースで生きる

仕事、友達、勉強、恋人、家族、ダイエット…人生のすべての悩みを解決するためには、「振り回されない自分」を作る必要があります。

私ヤグナは振り回されない自分を作り「まったり・マイペース・余裕(=ままよ)」を持って生きる方法を研究するままよカフェをやっています。

ままよカフェの日々の研究や活動内容をLINEの「ままよ通信」でお届けしているので、興味がある方はもうままよカフェのメンバーの一員です。

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ABOUT ME
yaguna7
心の整理整頓所「MAMAYOカフェ」のオーナー 日商簿記1級と中小企業診断士1次試験合格のスキルを持ち、経営系スキルを人生に応用し「経営の最小単位は1個人」を実践することを夢見てます。 心が疲れた人がまったり(MA)マイペースに(MA)良い方向に向かう(YO)準備をするお手伝いをします。