「他人を変えることはできない。変えられるのは自分だけ」とはいえ、身近な人が道を踏み外しかけてたらなんとか変えたいですよね。他人を変えることって難しいとわかりながらも、仕事や友達、家族でどうしても変えたいところがある人のために、他人を変える方法を真剣に考えてみました。
<他人を変える方法まとめ>
1.サンドウィッチ方式
2.自己選択方式
3.交換条件方式
※1.~3.を組み合わせてうまく説得する手順をあらかじめ整理しておくこと!
言っても直らない理由
さて、身近な人の行動や態度をどうにか直したいと思ったらまず言いますよね?でも言っても変わらないことがほとんどでしょう?それには理由があります。まず、本人の言い分がある。困った人には困った人の言い分があります。そもそもの意識の違うんですよね。例えば旦那に家事を手伝って欲しいと言った時、旦那がどう思うかというと家にいる時くらい休みたいって意識があるわけ。これが「稼いでるのは俺だぞ」発言を呼ぶ原因ですね。もう1つ、人は縛られるのが嫌いだということ。やれと言われてやりたくなる奴はいないんですよ笑。その一瞬仕方なくやったとしても、結局嫌だという意識が抜けないために行動は変わりません。
これらの原因を踏まえた上で相手をうまく変える方法を3つ紹介します。
1.サンドウィッチ方式
よく人の褒め方で紹介されている「サンドウィッチ方式」は相手を変える際も役に立つと思います!「理解する→お願い→褒める」この順番が決め手となるはず。旦那に家事をさせる例で考えてみましょう。
(1)理解する 「いつも仕事して疲れてるところ本当に悪いんだけど、」
(2)お願い 「今日お風呂洗いだけでもお願いして大丈夫?あなたの方が力あるし綺麗になると思うの」
(3)褒める 「ありがとう!やっぱりあなたの方が上手いわね。助かるわ」
自分が普段大変だということをわかってくれた上で、自分の力をあてにしてくれてるという自尊心をくすぐる対応、助かったありがとうと感謝をされる。「仕事が休みの日くらい家のこと手伝ってよ!」と言って感謝もしないより成功率は絶対高そうでしょ?
2.自己選択方式
「人を伸ばす力」という書籍の中で紹介されている研究では、人間は押し付けられるよりも自分で選択してやったことに対しての方がやる気が起こるんだそうです。それを利用した自己選択方式を考えてみました。ま、簡単に言うと相手に選択させるわけですね。また旦那に家事をさせる方法を考えてみましょう。
「今日は、掃除機かけとお風呂掃除どっちがいい?やらなくてもいいけど、来週は倍やってもらうわよ?」
全部選択方式にしてます。やらないということも選択にしてるところがポイントですね。選択肢はあらかじめ考えておいてください。自分の中でやってもらいたい本命を決めておいて、それ以外の選択肢は負担が大きいものを選んでおくと思い通りに相手を動かせます笑。
3.交換条件方式
さて、最後は相手の言い分も叶えてあげる方法で、交換条件方式と名付けました!…ま、ただ交換条件を提示するだけを偉そうに名付けてるだけですが(^^;; どっちかの言い分だけ通していると反発したくなるのが人間というもの。「〇〇する代わりに〇〇していいよ」っていうのが交渉のポイントですもんね。またまた、旦那に家事をさせる方法で考えてみましょう。
「お風呂掃除をやってくれた後はゆっくり休んでくれていいから^^」
休みの日くらい休みたいという旦那の条件を、こっちの要件を果たしてくれれば満たしてあげるということ。上手くいけば、来週からは旦那は早く風呂掃除やって早く休もうって思ってくれるようになるかもしれませんよ?
おわりに
今回は相手の心理を読み取って、行動をかえさせる方式を3つご紹介しました。これらは単独で使うよりも、組み合わせながら使うことでより効果を発揮します。あらかじめ戦略を練った上で相手に伝えてみましょう!
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